「ぴあのどりーむ1」「ぴあのどりーむ2」の続きのテキストになります。
どりーむ3では、スタッカート・スラー・和音・シャープ・フラット・強弱記号・・・ピアノの基礎において重要な要素がたくさん詰まっています。
それでも「進みが早すぎるな」と感じることはなく無理のないアレンジでゆっくりと進んでいける印象があります。
3巻の最初の曲「10にんのインディアン」では2巻の復習の要素から始まります。
相変わらずイラストも可愛いです♪
そしてすぐに左手の低い「ドレミファソ」の音域が出てくるので、指のポジションや指の形をじっくりと作っていきたい箇所です。
さらに進むとついに左手の和音が出てきます。
スラーとスタッカートも出てくるので「かっこう」では覚えることが盛りだくさんなので、焦らずに丁寧に弾いていきたいですね。
その後も左手の和音が続きます。
和音というと一見難しそうですが、2和音なので小さい子供の手でもおさえやすい形となっています。
2和音でもゴージャスに聴こえるので、しっかりと弾けると「難しいことができてる!」と子供も喜びます。
「どうぶつむらのこてきたい」ではフォルテとピアノの強弱記号も出てきます。
この曲は華やかに聴こえるので発表会の曲にするのもオススメですよ!
曲の最後では、「発表会の曲」と書いてある曲が出てきます。
ぴあのどりーむ1、2、3の集大成の曲ですね。
発表会のタイミングによってはこの曲を弾くのも良いかと思います。
もしくはこの曲が弾けるようになったらご家族の方を読んでプチ発表会をレッスン室でされても良いと思います。
どりーむ3が終わったら、次は「ぴあのどりーむ4」に進んでいきます。
4巻からは縦の本になり、導入は終わりいよいよ初級(初中級)に入るイメージですね。
もしどりーむ3が終わっても、指の形が定着していなかったり、リズムが怪しいなと感じる場合は無理に4巻にいかずに3巻と同じぐらいのレベルのテキストを挟んで復習のターンに入ることをオススメします。