前回は「子供の体験レッスンで保護者に確認したいこと」を書きました。
今回は大人の体験レッスンで確認したいことを書きますね。
大人は子供と違い「自分で習いたい」と強い意思を持って体験レッスンに来る方が多いので、しっかりと話を聞いてレッスンの方向性を確認しましょう！
ピアノを習おうと思った理由
まず一番最初に聞くべきことは、ピアノを習おうと思った理由を聞くこと。
大人の人は趣味としてピアノを習いたいと思う人が多いですが、趣味と言っても志は様々。
- 憧れの曲がある
- 自分の子供に教えたくて習いたい
- 昔習っていたが、もう一度真剣にピアノを始めたい
- 趣味が欲しかった
などなど・・ピアノを習う理由は人それぞれなので、きっかけを聞いてレッスンの方向性を決める参考にしましょう。
ピアノ歴はあるかどうか
大人の人は、ピアノ歴があるかどうかは重要ですね。
- 子供の頃習っていた
- 独学で勉強している
- 他の教室で習っていた
- 全くの初心者
これらによってレッスン内容が全く変わって来ると思いますので、ピアノ歴は必ず聞きましょう。
ピアノ歴がある場合は、テキストの進行具合や発表会などで今まで弾いた曲などを聞くとレッスンの参考になります。
どのようなレッスン内容を求めているか
子供のレッスンは先生の中で決まったテキストやドリルを進めて行きますよね。
しかし大人のレッスンはやはり子供とは全く違ってきます。
例えば
「基礎からもう一度学びたい」
と言う人がいても、バイエルのような教材からやりたいのか、自由曲でタッチや表現を学びたいのか、人によって解釈や価値観が変わってきます。
ここの解釈が先生と生徒でしっかりと話し合われていないと、すれ違いのレッスンになってしまいます。
テキストをやりたいのか、自由曲を弾きたいのか、指の形やタッチをやりたいのか、表現力を鍛えたいのか・・体験レッスンのときに生徒としっかりと方向性を話し合うのは大事です。
最初にしっかりと話を聞くことによって、生徒も安心します。
ピアノを持っているか
自宅にどんな楽器があるのか必ず聞きましょう。
グランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノ・・持っている楽器によって出来る技術も限られてきますし、練習の提示の仕方の参考になります。
電車ピアノはメーカーや品番も聞いておくと電子ピアノのグレードも分かります。
まとめ
大人のレッスンは、先生と生徒のレッスンの方向性を一致させる事が大切です。
大人でピアノのレッスンに来てくれる方はやる気がある方がほとんどなので、先生との相性が教室選びの大事なポイントとなりますので、しっかりと生徒の話も聞きましょう。
