「よいこのピアノ1」「よいこのピアノ2」の続きのテキストになります。
3巻に入るとよりピアノらしくなってきて両手も難しくなってきます。
でもそこはさすが遠藤先生で、1つのテーマをじっくりゆっくり進めていけるようにおけいこと曲のバランスがとてもよく考えられています。
3巻の最初の曲は、「かっこう」で2巻の復習をします。
この後は両手がずっと続いていきそうな所ですが、あえてそうはせず、しばらくは2巻でやった交互奏をもう一度復習していきます。
片手ずつしっかりと指が動かせるようにトレーニングが続いた後に、8分音符のおけいこが出てきます。
先にどんどん両手同時奏には行かず、片手ずつ指を柔軟に動かした後に8分音符が出てくるのはよく考えられているなと感じます!
しばらく8分音符の練習が続きますが、「いとまき」など子供達が知っている楽しい曲がついているので飽きずに練習ができますね。
8分音符の練習の後は、また両手同時奏がやってきます。
何曲か両手をやった後に、こちらの左手のおけいこ。
これはピアノをやっている子供達の最初の壁ともいえる左手の分散和音の登場です。
ドソミソ〜という動きは特に小さい子にとっては綺麗な指を保ったままやるのはかなり難しい動きになります。
なのでこのように片手でおけいこがあるのは有り難いです!
おけいこの後には曲で応用していきます。
この辺りは色々な要素を気をつけながら綺麗に弾くのは難しいので、焦らずじっくりと取り組んでいきましょう。
「よいこのピアノ3」が終わった後は、私は引き続き遠藤先生の「小学生のピアノ教本」に進んでいきます。
よいこのピアノ3まで終わると、両手同時奏の力はかなりついていくなと感じています。