ピアノ教室運営

楽譜代を請求してもなかなか払ってくれない生徒さんへの対応

ピアノレッスンをしていると必ず必要になってくるのが楽譜ですね。

特に子供のレッスンはメイン教材に加えて音楽ドリル等の副教材を用意することが多く、教材の回転率がそれなりに早いと思います。

一般的には楽譜や教材の準備は先生が楽器店に行って購入し、生徒さんに教材費を請求することが多いですよね。

そんな時によく耳にするのが「生徒さんが教材費をなかなか持ってきてくれない」です。

このパターンは子供のレッスンで保護者がレッスンに付き添わない家庭に発生しやすいです。

ピアノレッスンは送迎だけ(もしくは子供だけで行き帰りしている)でレッスンの入れ替えの時も全く顔を出さない保護者の方によくあります。

何度も楽譜代のことをメール等でも言って、1ヶ月後にようやく持ってきてくれた・・ということもありますね。

これは純粋に保護者の方がピアノレッスン関連のことを考える優先度が低く、レッスン日になっても教材費のことをすっかり忘れてしまうため持ってこない事が多いです。

そして大体同じ生徒さんがそれを繰り返すので、先生も教材費を回収する事がストレスになってしまうこともあります。

この手の保護者の方は、いくら伝え方を工夫しても(電話・メール・メモ・書面等)改善されるのは最初だけでまた繰り返す事が多いので、ネットで自分で楽譜を購入してもらう事が一番手っ取り早いです。

純粋に忘れてしまうだけの人であれば、Amazonや楽天のURLを保護者の方に送りこれをご購入して下さいと伝えれば、高確率で買ってくれます。

楽器店に実際に買いに行ってもらうのもいいですが、子供の教材は似ているものも多く探しづらいのと、売り切れていることも多いので、ネットの方が確実です。

そして「なんでお金は忘れるのにネット購入だと忘れずに買ってくれるのか?」と疑問に思う方もいるかと思います。

それは、お金だと思い出した時に手持ちに小銭がなかったりしてレッスン直前に気付いてもお釣りのない金額が出せず「次のレッスンの時でいいや」と次へ次へと先送りにしてしまう事が原因だったりします。

なので、「お金を払う意思はあるけど忘れてしまう」という方にはネットで自分で購入してもらうのが先生側もストレスが減って安心です。

それでもダメな方には、「楽譜代を先にもらってから買いに行く」という方法しかありませんが、ここまでお金にルーズな方はレッスンを続けるかどうかも一度検討した方が今後の為かなと思います。

「生徒さんが教材費をなかなか持ってきてくれない・・」と悩まれている方は、ぜひ一度ネット購入を検討してみて下さいね。