ぴあのどりーむ1の続きのテキストとなります。
1巻同様全ページカラーで可愛いイラストも載っています。
2巻は新しいことがたくさんは出てこず負担のないペースで曲が進んでいくので、「基礎の定着」をしていく巻だなと感じます。
導入のテキストだと「1巻はサクサク進んであっという間に終わったけど、2巻に入ったら難しくてモチベーションが下がってしまった・・・」なんてことがありますが、ぴあのどりーむでは良いテンポで進めていきやすいテキストですね。
2巻の最初では、リズム練習が出てきます。
リズム(音符)の下に可愛い動物の絵が書いてあるので、子供達が喜んでやります♪
右のページの「かけあしゴーゴー」では、左のページでやったのと全く同じリズムの曲なので取り組みやすいですね。ここでは4分休符をしっかりと学んでいきます。
途中からは12小節の長い曲も出てきます。
曲が長いとピアノを弾いてる感が出てくるので、保護者の方にも成長を感じてもらいやすい所ですね。
「カーニバル」では練習を頑張る子やよくできる子には、楽譜には書いてありませんが強弱をつけて弾かせてみるのもいいですよ!
さらに進んでいくと、左手の「ソラシド」右手の「ドレミファ」の音域が出てきます。
その後すぐに右手の「ドレミファソ」も出てくるので、右手の4の指と5の指の形の定着をしっかりとさせたいですね。
曲の最後の方では、両手奏が出てきます。
基本的に左手が動いていますが、右手がつられて一緒に動いてしまう子が多いので先にリズムだけを机などで練習させてから弾かせるとスムーズにいきやすいです。
「ぴあのどりーむ2」は無理ないペースで進んでいけるのが魅力的なテキストです。
ただ新しいことが少ない分、弾くのに飽きてしまったり、逆にすぐに合格してしまい時間が余ってしまう生徒さんの場合は、田丸信明先生の「ピアノ小曲集上」を一緒にやると良いですよ!
発表会にも使いやすいレパートリー集です。
どりーむ2が終わったら、次は「ぴあのどりーむ3」に進んでいきます。