「ピアノひけるよ!ジュニア1」の続きのテキストになります。
曲も知っている曲がたくさん出てきます。
- ロンドンばし
- たなばたさま
- ちょうちょう
- ぶんぶんぶん
- かっこう
- ジングル・ベル
等、生徒の喜ぶ曲が出てきます。
ジュニア2の最初のページでは、八分音符を学んでいきます。
ジュニア2では半分ぐらいまでは先生との連弾がついています。
2巻の連弾パートは和音の感じが1巻とは違うのと、リズムの遊びなどがあるので先生も先に少し練習しておいた方がいいかなと思います。
八分音符を学んだ後は、
- 付点四分音符
- スラー
- タイ(ジュニア1でも出てきましたが、ジュニア2ではタイの理解をより深めます)
- 左手の低いドからのドレミファソ
上記の記号・音・リズムを学んでいきます。
ピアノの基礎として大事な要素が多いので、ジュニア2は「弾けたら終わり!」ではなくてじっくり進めていった方がいいなと思います。
付点四分音符のリズム感やスラーは理解を曖昧にしてしまうとテキストが進んだ時に必ずつまずいてしまうので、練習を嫌になりピアノを辞めるという悪循環に繋がりやすいので、ここのポイントはしっかりとおさえましょう。
楽譜の最後の方では、このように両手の曲になります。
スラー、付点四分音符に加えて左手も音が動くので、最初のページでしっかりと記号等を定着させておきたいです。
ジュニア2のテキストが問題なく半分ぐらいまでいけた生徒さんには、途中から併用教材の「ピアノひけるよ!レパートリーA」を使っていきます。
もしジュニア2で生徒が思うように弾けなかったり躓いている感じや練習意欲が危ういなと感じた場合は、無理に進めずに「よいこのぴあの2」や「ぴあのどりーむ2」を間に挟むといいです。
スラーや付点四分音符が出てこないので、情報量が多すぎてパンクしてしまう生徒には間に違うテキストを挟むのがオススメです。
ジュニア2になるとやらなくてはいけない奏法が多くて大変ですが、やはり「知っている曲」が多いので知らない曲でスラー等を学ぶよりは、知っている曲で「楽しく弾いているうちに難しいことができるようになっていた!」というのが最大のメリットだと思います。
ジュニア1で楽しく練習に取り組んでいた生徒には、続きで2巻をやるのがオススメです!
ジュニア2が終わったら、「ピアノひけるよ!ジュニア3」に進んでいきます。